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ポリフェノールが効く?トクホの烏龍茶にダイエット効果ってあるの?

   

ポリフェノールが効く?トクホの烏龍茶にダイエット効果ってあるの?

年末年始が近づくにつれ、カロリーオーバーが気になっている人も多いのではないでしょうか。

クリスマスに忘年会、お正月のごちそうと、普段よりも会食の機会も増えるし、おもちやら肉やら甘いものやら、ダイエットをしたい人にとっては辛い誘惑ばかりですよね。

周りが色々食べている中で我慢をするのも辛いので、せめて少しでも何かダイエットの助けになるものを…と、この時期はダイエット系のサプリメントやお茶もよく売れるそうです。

ダイエットに良さそうなお茶として浮かびやすいのが、「烏龍茶」。

居酒屋さんや焼き肉屋さんでもメニューにありますよね。

そんな烏龍茶には、実際にダイエット効果があるのでしょうか?

脂肪吸収抑制効果があると言われる「ウーロン茶ポリフェノール」とは、いったいどんな成分でしょうか?

その効能や特徴をまとめてみました。

烏龍茶とは

そもそも、「烏龍茶」とはどのようなお茶でしょうか

緑茶や紅茶と同じ茶葉だということはよく知られていますが、その違いはどこから生まれるのでしょうか。

烏龍茶の製造過程

  1. 生葉(なまは)…茶葉としてふさわしいものを選び摘み取る
  2. 委凋(いちょう)…天日干しと室内干しを行って、葉をしおれさせる
  3. 作青(さくせい)…ザルに広げてかき回し、40%ぐらいまで発酵させる
  4. 殺青(さっせい)…釜で炒って加熱し、発酵を停止させる
  5. 揉念(じゅうねん)…葉を手で揉み、香りや味をふくらます
  6. 烘焙(こうばい)…よく乾燥させ、茶の変質を防止する

この中で、3の作青と4の殺青、つまり発酵に関わる部分が緑茶にはない過程です。

緑茶は発酵過程がないため「不発酵茶」と呼ばれ、それに対して烏龍茶は「半発酵茶」と呼ばれています。

作青の段階で発酵を途中で止めず、完全に発酵をさせた場合は紅茶に代表される「強発酵茶」となります。

その後にさらにもう一段階過程が加わると、「後発酵茶」となり、中国のプーアール茶(黒茶)がその代表です。

発酵の過程でおこる変化

つまり、緑茶、烏龍茶、紅茶、黒茶の色や味の違いは、発酵の度合いが違うために生まれているわけです。

そして、中に含まれる成分も発酵によって変化します。

例えば、緑茶に多く含まれるビタミンCは、烏龍茶にはほとんど含まれません。

同じく、緑茶のリラックス成分として知られているアミノ酸のテアニンも、ウーロン茶では緑茶の1/3程度しか含まれません。

ということは…発酵によって色々な成分が減ってしまうということ?という感じですが、その分烏龍茶には、緑茶には無い成分が含まれているのです。

それが、烏龍茶の代表健康成分である「ウーロン茶ポリフェノール」というものです。

烏龍茶がダイエットに効果ありと言われているのは、主にこの「ウーロン茶ポリフェノール」の効能に基づいているのです。

ウーロン茶ポリフェノール

お茶のポリフェノールといえば、代表的なのはカテキンです。

脂肪燃焼を高め体脂肪を減少させる効果、血中コレステロールを低下させる効果などがあると言われています。

このカテキンも烏龍茶には含まれていて、その面からも烏龍茶にはダイエット効果が期待できます。

しかし、カテキンの含有量は緑茶には及びません。

発酵の過程で、カテキンの一部が結合して烏龍茶ポリフェノールに変化するからです。

ウーロン茶ポリフェノールは紅茶や黒茶には含まれず、半発酵茶の烏龍茶ならではのポリフェノールです。

ウーロン茶ポリフェノールとウーロン茶重合ポリフェノールの違い

トクホの烏龍茶の中の成分に、「ウーロン茶重合ポリフェノール」とされているものがあります。

一般のウーロン茶ポリフェノールと違う何か特別なもの?という印象を受けますが、実はそういうことではありません。

そもそも、「ウーロン茶ポリフェノール」というのは、烏龍茶特有のポリフェノールの総称であって、その中に何百種類ものポリフェノールがあるのではないかと言われていて、はっきりと解明はされていません。

その数ある「ウーロン茶ポリフェノール」のうち、際立って強い脂肪吸収抑制効果が証明されたのが、「ウーロン茶重合ポリフェノール」です。

それを証明したのはトクホウーロン茶として有名な「黒烏龍茶」の発売元サントリーで、黒烏龍茶はウーロン茶重合ポリフェノールの証明された脂肪吸収抑制効果によって、トクホ飲料の認可を受けているのです。

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とはいえ、「ウーロン茶重合ポリフェノール」は、もともと烏龍茶に含まれている自然のものなので、一般的な烏龍茶にも含まれていると想定されます。

しかし、どの種類にどの程度含まれているかまでははっきりされていないのです。

その含有量を強化し明確にしたのが「黒烏龍茶」ということで、その成分自体が特別なものというわけではありません。

烏龍茶重合ポリフェノールの効能

それでは、サントリーによって証明されたウーロン茶重合ポリフェノールの効能をご紹介します。

ダイエットをしている人にとって、もっとも嬉しいのはやはり、脂肪吸収抑制効果ですよね。

昔から、脂っぽい食事には烏龍茶がつきものです。

中国の人が、比較的油分の多い食事をするわりにスリムな人が多いのは、ウーロン茶のおかげではないかという説もあります。

科学的にあれこれと証明される前に、昔の人は本能で必要なものをわかっていたのかもしれません。

ウーロン茶重合ポリフェノールには、リパーゼという脂肪を分解する酵素を強く阻害する働きがあります。

そのため、食事から摂った脂肪が身体に蓄えられにくくなります。

他のウーロン茶ポリフェノールの中にも、そのような作用を持ったものはあるので、烏龍茶全体に脂肪を身体につきにくくしてくれる効果が期待できます。

その中でも特に強いのが「ウーロン茶重合ポリフェノール」ということだそうです。

烏龍茶の効果的な飲み方は?

烏龍茶の効果的な飲み方は?

烏龍茶による脂肪吸収抑制効果は、脂っぽい食事と一緒にとることで発揮されます。

そのため、食事と同時、もしくは食後に飲むことがすすめられています。

ダイエット効果だけの話ではなく、脂っこい食事には確かに烏龍茶が合います。

居酒屋やファーストフード店で「お茶」と言えば、たいていは烏龍茶ですよね。

私個人的には、緑茶とともに居酒屋メニューやハンバーガーを食べる気にはなりません…。

理屈はさておき、味覚が一番身体に必要なものを教えてくれるのかもしれません。

また烏龍茶には、結合していないままの緑茶と同じカテキンも含まれます。

こちらには脂肪燃焼効果があると言われているので、身体を動かす前に飲むことも、効果があるとされています。

身体を冷やす性質の強い緑茶と比べ、烏龍茶は冬にも飲みやすいお茶です。

ダイエットに大切な循環を良くするためにも、特に冷えやすい女性は、ホットで飲むのがおすすめです。

トクホ烏龍茶について

さて、上で名前の出てきたサントリーですが、同じくトクホの烏龍茶を売り出しているのが伊藤園です。

サントリーの「黒烏龍茶」とどのような違いがあるのでしょうか。

サントリーVS伊藤園

現在、烏龍茶市場の1位はサントリーで、焦げ茶色のラベルがおなじみの「サントリー黒烏龍茶」は、ペットボトル烏龍茶の定番となりました。

最大手コンビニチェーン、セブンイレブンのPB(プライベートブランド)烏龍茶もサントリーが製造しています。

しかし、日本で初めて缶入りの烏龍茶を売り出したのは伊藤園。

サントリーはウィスキーが元々の本業ですが、伊藤園はお茶メーカーです。

伊藤園としても負けてはいられません。

伊藤園「カテキンウーロン茶」

個人的に、私は伊藤園の「金の烏龍茶」が好きでした。

色が薄くまるで緑茶のような味わいですが、緑茶ほど青臭くなくて、甘い花のような香り。

茶葉が黄金桂と鉄観音のブレンドで、独自の風味でした。

この「金の烏龍茶」のトクホバージョンとして売り出されたのが「黄金烏龍茶」。

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そして今は、「カテキン烏龍茶」に主力が移っています。

烏龍茶重合ポリフェノールの脂肪吸収抑制効果を売りにしているサントリー「黒烏龍茶」に対し、「カテキン烏龍茶」は名前の通り高濃度カテキンが売りです。

烏龍茶の効能によってトクホ認定を受けているのではなく、伊藤園独自製法により強められた「ガレート型カテキン」の効能によって認定を受けています。

その働きは、「ウーロン茶重合ポリフェノール」と同じリパーゼ阻害による脂肪吸収抑制効果。

そして、血中コレステロールを下げる効果。

この2つにトクホ認定がされています。

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どちらが効果的?

サントリーの強みは、研究力が高いことでしょうか。

飛躍的に売り上げを伸ばして独立した健康食品部門を持っているので、その面には確かな自信があるようです。

一方、伊藤園はお茶メーカーとしての知識とプライドがあります。

どちらの方が優れているか、ウーロン茶複合ポリフェノールと強化ガレート型カテキンのいずれにより高いダイエット効果があるか…

その答えは、「個人差」かなと思います。

どれだけ実験や研究を重ねても、個人個人の体質まではわかりませんからね。

トクホの烏龍茶に限らず、烏龍茶にはある程度の脂肪吸収抑制効果は期待できます。

あとは、味の好みが一番大切ではないでしょうか。

不味いと感じるものは、身体にいい影響を与えない…と思います。

まとめ

烏龍茶にダイエット効果はあるか?

その脂肪吸収抑制効果は、科学的にある程度証明されているようです。

脂っぽい食事との相性はいいので、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ただ、烏龍茶は薬ではありません。

ダイエットのためにと無理に飲むものではないと思います。

烏龍茶を飲んでいれば大丈夫と油断して、普段より油分の多いものを食べ過ぎれば結局太ることになります。

お茶は効能より何より美味しく飲めるのが一番ですからね。

烏龍茶は本格的な茶葉で入れると別格の味わいがあるし、市販のペットボトル飲料でも味にはかなり違いがあります。

色々試して、好みの味を見つけてみてくださいね。

ダイエットのために飲むのでしたら、ダイエット専用に作られているこういったタイプのものがおすすめです。

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