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いびきのしくみと原因とは?太っているのと関係ある?

      2017/01/21

いびきのしくみと原因とは?太っているのと関係ある?

自分ではなかなか気づきにくい「いびき」ですが、家族や友人に「お前のいびきがうるさくて眠れない!」なんて言われて困っている人もいるのではないでしょうか?

また、自分のいびきで目が覚めてしまった経験がある人もいますよね。

普段はかかないのに、お酒を飲んだ後や疲れているときにだけ大きないびきをかく場合もあります。

いびきは、どのような原因でおこっているのでしょうか?

他人への迷惑だけではなく、放置しておくと良くない種類のいびきもあります。

そんないびきの原因と対処法をまとめました。

いびきのしくみ

そもそもいびきとはなんでしょうか?

あの音はどこからどのようにして起こっているのでしょうか。

いびきの発生源

鼻いびき、口いびきなんて言い方もありますが、いびき音を鳴らすのは主に鼻からのどを通る気管の入り口までのどこかです。

その道筋を気道といいます。

気道がちゃんとしたスペースを保っている場合は、呼吸をしてもただ空気が抜けていくだけなので音はしませんが、何かの理由で気道が狭くなってしまうと、空気が周囲の粘膜などを振動させて音が出ます。

鼻に近い方で鳴れば鼻いびき、気管入り口に近い方で鳴れば口いびきとなって聞こえます。

つまり、いびきは呼吸に関連しておこるものです。

管楽器は、息を吹き込む部分の管が細くなっていますよね。あれと同じことが人間の身体でおこるわけです。

いびきは、狭くなった気道に空気が通ることでおこる「呼吸の狭窄音(きょうさくおん)」なのです。

寝ているときに限定している理由

普段起きて活動しているときの呼吸は、無意識のうちに、自分のやりやすい方法を選んでいます。

ある程度筋肉に緊張もあって、気道のスペースを保っています。

気道に細くなった部分があったとしても、そこに無理やりたくさんの空気をおくりこもうとはしないので、音が鳴るほどにはなりません。

しかし、睡眠状態に入ると筋肉が脱力し、気道が狭まりやすくなります。

また、仰向け寝の場合は舌ものどに向かって落ちて、気道を防いでしまうことがあります。

そこに睡眠中は深い呼吸が入るので、いびき音が鳴ってしまう状態になります。

いびきの原因

いびきの原因

上に書いたように、いびきは気道が狭くなることでおこります。

気道を狭くする主な原因は次のようなものです。

  1. 鼻やのどの病気
  2. 口呼吸
  3. 肥満
  4. 寝方
  5. 筋力の低下
  6. 年齢によるもの
  7. 疲労
  8. 飲酒
  9. 薬の影響

順番に少し詳しく説明しましょう。

1.鼻やのどの病気

風邪による鼻づまり、慢性の鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)など鼻の病気があれば、いびきはおこりやすくなります。

また、のどに炎症があったり扁桃腺がはれていたりしても、気道が狭くなってしまいます。

いびきの問題だけではなくて、睡眠中の呼吸が不十分になるため、眠りが浅くなったり朝に疲労感が残ってしまいます。

慢性的な鼻やのどの不調がある場合は、早めに耳鼻科で治療しましょう。

2.口呼吸

口呼吸の習慣がある人は、気道が狭くなっていびきをかきやすくなります。

上に書いた鼻の病気の他、胃の不調によっても口呼吸になる場合があります。

無意識のクセになっている人も多いので、日頃から鼻で呼吸することを意識してみましょう。

3.肥満

太っている人は、のどの奥や首、顎(あご)の周辺にも脂肪がついているので、どうしても気道が圧迫されてしまい、いびきをかきやすくなります。

ダイエットをして痩せたらいびきがなくなったという人もいます。

それがひどくなると、睡眠中に呼吸が停止する睡眠時無呼吸症候群へ進行してしまう可能性があります。

その場合、かなり大きないびきと無音の状態がくり返すようになります。

重症の睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の脳や組織の酸素が不足して危険な場合があります。

特に太っている人におこりやすいので、家族の大きないびきが気になっているときには、病院で相談してみましょう。

耳鼻科か呼吸器内科が主な担当ですが、どの病院や医院でも扱っているわけではないので、ホームページや電話で確認してから受診しましょう。

4.寝方

仰向けになって寝ると、舌が気道に向かって落ちたり、首回りが圧迫されていびきをかきやすくなります。

枕が高すぎると特に気道が狭くなってしまうので、自分に合った枕に変えましょう。

抱き枕などを使った横向き寝にすると、いびきが改善される場合があります。

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5.筋力の低下

のどや舌の筋力が弱い人は、気道が狭くなったり舌が気道を塞いでしまったりすることがあります。

年齢とともにおこる筋力の低下が一番多いですが、若くても、もとからあまり筋力の強くない人や、疲労で体力が落ちた後にいびきがおこることがあります。

少し意識して舌を口の中でまわしたり、出したり入れたり、発声練習などをしてのどと舌の筋力を強化しましょう。

6.年齢によるもの

上の筋力の低下に近いですが、年齢による気道の変化で、いびきがおこることがあります。

特に病気がない場合はあまり気にする必要はなく、筋力の強化や、普段意識して鼻呼吸を行うことで改善される場合もあります。

しかし稀に、脳の病気の始まりとして大きないびきがおこるケースがあります。

飲酒をしたわけでもないのに、普段に比べ妙に大きないびきをかいているときには病院を受診しましょう。

本人に強く呼びかけても反応が無く、そのまま眠り続けているなら、救急に連絡してそれを伝えてください。

7.疲労

疲れて深く眠っているときには、気道の筋肉がいつも以上にゆるむので、大きないびきをかく場合があります。

一時的なものなら何の問題もありませんが、反対に、肉体的精神的ストレスがたまって良い睡眠が妨げられ、呼吸の異常によっていびきがおこっているなら、なかなか疲れがとれません。

できる範囲でストレス解消を心がけ、もしも、いびきがおこるような他の要因(鼻・のどの異常や口呼吸の習慣)があるようなら、せめてそちらだけでも改善してあげましょう。

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8.飲酒

お酒を飲んだ後にいびきをかく人は多いと思います。

飲酒すると気道や舌の筋肉がゆるむので、いつもよりもいびきはかきやすくなります。

お酒を飲むとよく眠れるような印象があるかもしれませんが、飲酒後の睡眠中の呼吸はけっこう苦しくて、身体には負担がかかるとも言われています。

お酒はほどほどに。

寝酒の習慣がある人は、少しずつ減らすようにしましょう。

9.薬の影響

飲酒と似たようなことですが、筋肉をゆるめる作用の強い薬を飲んでいると、いびきをかきやすくなります。

睡眠薬、精神安定剤にその系統の薬が多いですが、内科治療や整形外科治療で使う薬の中にも同じ作用のものがあります。

本人が苦痛を感じていなければ特に問題はありませんが、あまりにいびきがひどくなって気になるようなら、一度主治医に相談しましょう。

最近は、筋肉をゆるめる作用の無い睡眠薬も使われています。

まとめ

いびきの原因と、原因別の簡単な対処方をまとめました。

周囲への迷惑だけの問題ではなくて、いびきをかくということは、睡眠中の呼吸があまりスムーズではない状態です。

  • 鼻やのどの病気は治療する
  • 高すぎる枕は避ける
  • 普段から鼻呼吸を意識する
  • 舌やのどの筋肉を鍛える
  • できる範囲で適正体重を目指す
  • 寝る前の飲酒は控える

いびきが気になる人は、以上のような点に注意してみてくださいね。

生まれつき扁桃腺の大きい人や、舌や気道の構造上いびきをかきやすい人もいるそうです。

その場合も、寝方の工夫で改善されることが多いと言われているので、気になるときには耳鼻科で相談して、原因を調べてもらいましょう。

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