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もしかして食べ過ぎかも?過食症の症状と原因とは?

      2017/01/21

もしかして食べ過ぎかも?過食症の症状と原因とは?

ついつい食べ過ぎるなんて誰にでもあることですが、その量や回数が多すぎる、もしかしたら過食症なの?と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

食べ過ぎと過食症の違いとは?

どんな症状が出たら病気のレベル?

過食症は、ただの食べ過ぎではなく、深刻な心の病です。

その症状と原因についてご紹介します。

過食症とは?

過食症は、摂食障害という病気の1分類です。

その中でさらに、神経性大食症とむちゃ食い障害に分類されます。

神経性大食症の症状

  1. 自分で食べる量や内容がコントロールできないようなときがある
  2. お腹が痛くなるくらい食べてしまうことがある
  3. 食べるスピードが異常に早いときがある
  4. 食べているときに頭が真っ白になるときがある
  5. 食べ過ぎてしまった後、強い後悔や自己嫌悪におそわれる
  6. 食べ過ぎると太るのではと怖くなり、無理やり吐いたり下剤を乱用したり激しい運動をしてしまう

このような症状が週に3日以上、3か月以上続くと医学上は神経性大食症と診断されます。

しかし、これは単なる診断の基準でしかありません。

食べることについて、コントロール不能な感じがあったり、食べることに関して何らかの苦痛や不便を感じたりしている場合は、病気と判断される場合があります。

神経性大食症とむちゃ食い障害の違い

神経性大食症とむちゃ食い障害の違いは、上記症状の中の6番目の項目「食べ過ぎると太るのではと怖くなり、無理やり吐いたり下剤を乱用したり激しい運動をしてしまう」の部分です。

そのような行動を「排出・代償行為」と言いますが、それがあれば神経性大食症、無ければむちゃ食い障害ということになります。

一般的には、吐いたり下剤乱用をしたりする神経大食症の方が重症のようなとらえ方をされますが、これもそうとばかりは言い切れません。

摂食障害は痩せたい人がなる?

摂食障害は痩せたい人がなる?

摂食障害は「やせたい人が無理なダイエットのあげくになる病気」と言われることがありますが、それは間違いです。

ひと昔前の日本では、嘔吐や下剤乱用をともなわないむちゃ食い障害は、病気として扱われていませんでした。

そのため、「むちゃ食いの後にやせたくて吐いたり下剤乱用をしたりしていなければ病気ではないただの食べ過ぎ」と思われていました。

今でも病院で扱う摂食障害は、標準体重を大幅に下回る拒食症と、嘔吐や下剤乱用をともなう過食症(神経性大食症)がメインとなっているため、摂食障害=やせたい人が無理なダイエットによる反動からなってしまう病気だという認識が根付いている部分も大きいのです。

しかし、摂食障害、とくに過食症に関しては、「食べ物に対する依存症」が病気の主体で、アルコール依存症やギャンブル依存症と同じジャンルに入ります。

そこに強すぎるやせたい願望が重なっている人も多いですが、体型へのこだわりなどとはまったく関係がなく、過食症を発症することは誰にでも可能性があります。

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食べ過ぎと過食の見分け方

依存症というのは、どれにおいても正常と病気の線引きが難しいものです。

大酒のみとアルコール依存、ギャンブル好きとギャンブル依存、そして、食べ過ぎと過食、どこからどこまでが病気なの?と思いますよね。

その基準は、「本人の苦しみ」と「生活や周囲に与える影響」と「理性が働けるかどうか」というところにあります。

例えば、ギャンブルの場合、休みの日に一日中パチンコをしていたとしても、経済的に問題がなく日常の仕事はきちんとできているようなら病気ではありません。

しかし、絶対に行かなければならない用事や仕事をギャンブルのためにキャンセルしたり、生活に必要な費用をギャンブルにつぎこんでしまったりするようなら病気のレベルです。

過食の場合は、以下のような区別ができます。

よくある食べ過ぎ

  • 食べ過ぎるのは、自分の好物だけ
  • 食べているときに美味しいと感じている
  • 食べ終われば、食べ物のことは忘れている
  • 食べ過ぎてしまったことを後悔はしても、「まあいいや」と流せる
  • 家族や友人との食事が楽しめる

過食

  • 全然好きではないものや不味いと感じるものまでを食べてしまうことがある
  • 人のものを思わず食べてしまうことがある
  • 食べ物に使うお金のせいで他のものを買えなくなっている
  • 食べていないときでも、食べ物のことを考えている
  • 食べている最中に味もわからないときがある
  • 手づかみで食べてしまうことがある
  • 電車の中や運転中でも食べることが我慢できない
  • 食べ過ぎてしまったらどうしようと気になって、人との食事が楽しめない
  • 食べるのに夢中で予定に遅れたことがある
  • 食べることに罪悪感がある
  • 健康上真剣に食事制限をしなければいけないのに食べるのを止められない。
  • 食べ物を万引きしたことがある
  • 食べることを止められると激しくイライラする
  • 食べ過ぎる自分には価値なんてないと感じる

過食症は意志が弱いこととは違う

過食症は意志が弱いこととは違う

「食べるのが止められないのは意志が弱いだけ」と思っていませんか?

過食症は、強固な意志を持ったスポーツ選手や医師、弁護士、そのような職業の人にも発症する病気です。

普段は強い意志と理性を持った人が、過食の衝動にはかないません。

だからこその「病気」です。

過食症の人に食べるのを我慢しろというのは、風邪をひいて熱が出ている人にむかって「熱が出るなんてお前の意志が弱いからだ」と言っているのと同じです。

自分自身をコントロールできないほど、健康や生活に支障が出るほど食べ過ぎてしまうのは、それなりの理由があるのです。

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過食症の原因

過食症の原因については様々なことが言われています。

人によってパターンが違っているので明確には言えませんが、大きな共通点としては、「過食が何かの目隠しになっている」ということです。

この「何か」は人によって違います。

抑えつけて自覚できていない怒りであったり、直面したくない人生の問題であったり、意識できないままに抱えた心の傷であったりします。

よく「幼いころの愛情不足」「家庭環境」なども指摘されていますが、これも個人差です。

幼いころに周囲から受けた影響が病気になりやすい因子をつくることは確かですが、それはその人の性格によります。

感性が高く感じやすい人は、普通の人が何も思わないようなことで深く傷ついたり自分を責めてしまったりすることがあります。

同じ家庭環境に育った兄弟姉妹であっても、病気になるかならないはそれぞれです。

細かい原因より、「心の問題」と自覚することが大切

過食症の場合、何がどう原因で発症したかをつきとめるのはとても難しいです。
ただ、「何らかの心の問題がある」ことは確かなのです。

過食の症状があると、どうしても意識は「どうやったら食べるのを止められるか」ということばかりに向いてしまいます。

そして、「食べるのが止められないのは私の意志が弱いから」と自分を責める悪循環におちいっていきます。

過食症の原因は心にあります。

その心の問題と直接立ち向かうことができれば、過食はしなくなります。

しかし、その問題が出てくるまでには時間がかかり、また出てこないままのこともあります。

原因がはっきりしなくても、「過食は心が原因でおこっている」とだけ知っていれば、過食への心持ちが変わってきます。

それを自覚するだけで、症状が治まるケースもあります。

それぞれの弱点とは?

過食がおこったとき、過食をしてしまったことを責めるのは止めて、その前後の心の状態や出来事に目を向けてみてください。

特定の相手と話した後、特定の状況になったとき、イライラしたとき、寂しいとき、反対にテンションの高いとき、過食を引き寄せる起爆剤のようなものが見つかるかもしれません。

それに気づくことができると、過食の衝動がゆるんでくることがあります。

「自分はどういうときに過食をしているか」を客観的に見つめることは、治療のときに大きな手がかりになります。

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過食症かも?と不安になったら

過食症かも?と不安になったら

自分が過食症かもと不安になった場合、相談先に困りますよね。

病院に行くとしたら心療内科か精神科ですが、現段階では、過食症をきちんと診られる病院は少ないのが現状です。

摂食障害は精神的な病気の中でも治療が難しい部類と言われており、過食症も含む精神的要因による摂食障害は、厚生労働省によって難病指定を受けています。

ですが、最近は完治例も出てきています。

もしかしたら過食症?という段階であればなおさら、治る可能性はじゅうぶんにあります。

実際に、重症の過食症患者がすっかり回復したところに出会ったこともあります。

自分が過食症かも…と不安になったら、ちゃんと話をていねいに聞いてくれる心療内科・精神科を探すとともに、「過食症 無料相談」で検索してあがってくるホームページをのぞいてみてください。

摂食障害を専門にした民間団体のホームページですが、過食のとらえ方や摂食障害について、とても上手に説明がされています。

私は関係者ではないので正確な部分はわかりませんが、実際にそこの無料相談を受けてみて良かったという評判は何人からか聞きました。

無料相談の段階では、摂食障害の回復者がカウンセラーや精神科医の指導の元、ボランティアのような形式で相談を受けているようです。

別にそこでの治療を希望しない場合でも、得た知識は役に立つと思います。

体験者の経験談ものっていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

また、「未来蝶net」という摂食障害を専門に扱うページもあります。

病院の情報や自助グループの情報も得ることができます。

ただ、ここのサイトとそれらの団体には一切つながりはありませんので、内容を確認した上、自己責任での利用をお願いします。

まとめ

食べ過ぎなんて誰にでもある…この程度で病気なんて言えないと思っている人もいるかもしれませんが、食事に苦痛がともなう状態はとても辛いですよね?

ネット上には過食症についての無責任な情報があふれています。

できることなら、上記のような専門のサイトや自助グループにつながってください。

病院の場合、場所によってはかなり素っ気なくあしらわれる場合もあります。

過食症は薬による治療ができないので、苦手としている精神科医が多いからです。

また、拒食症のように命の危機に直結していないので、軽く扱われやすいです。

しかし最近は、心理的な面からの過食症治療を行おうとしている病院も増えてきています。

1人で抱え込まず、どこかに向かって苦しみを発信してください。

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